平川裕貴ブログ
4冊目の本の原稿ほぼ書き終わりました
2021年6月21日出版社の依頼を受けて書いていた、幼児の家庭での英語教育の本の原稿、ほぼ完成です。
あとは細かい点を見直したり、編集者さんと相談することになります。
今回の本は「好きになるからぐんぐん伸びる 0~6歳までの子ども英語」というテーマをいただいて書いていました。
実は依頼を受けたのは一昨年。
昨年はコロナ騒動やアメリカ大統領選挙など、世界の情勢が一気に変わるような出来事があって、まったく手につかずでした。
ずい分さぼってしまいましたが、9月出版予定です。
内容は年齢別に家庭での英語環境の作り方を始め、子どもの英語教育に関する情報をほとんど網羅しています。
その中で、日本人の英語力について書いている項目があります。
毎年、非英語圏の国の英語能力を調査して発表しているEF英語能力指数の2019年の調査で、日本人の英語力は100か国中53位でした。
アジアでは、韓国37位、台湾38位、中国40位でした。
日本と同じレベルにいるのはベトナム、ボリビア、パキスタンといった国々です。
実はこのテストで、毎年上位にいるのが、オランダです。
今日たまたま見つけた記事に、オランダの英語教育のことが書いてありました。
オランダでは、幼稚園から小学生に英語の歌を大きな声で歌わせたり、教科書を大きな声で音読させるそうです。
大きな声を出して横隔膜を震わせると、学習意欲が沸き吸収力が増すという研究結果があるのです。
小学生高学年になってもポップミュージックで英語の歌を歌わせたりするそうです。
また、教科書もとてもカラフルで、子どもが喜んで見るような楽しいもの。
とにかく「楽しい!」と思わせることに重点を置いているようです。
これってリリパットのポリシーとまったく同じです。
キンダー生の英語力を見ていると、オランダの子ども達が英語が良くできるというのがよくわかります。
キンダー生ならきっとオランダの子ども達にも負けていないと思います。
まあ、今回の本は一貫して「英語を好きにさせる」ということに重点を置いています。
実際リリパットの卒園生達はみんな英語が好きになって、成果を上げていますからね。