平川裕貴ブログ

なぜ教育に興味?私のルーツ

2019年3月28日

完成しました! 新しいホームページ!
幼児教育研究家平川裕貴とリリピューシャンズ。
リリピューシャンズってリリパットの住人、かわいい生徒たちのこと。

プロフィールにも書いているけれど、私は保育士としても子ども達と今も毎日関わっています。

ところで、どうして私が、こんなに教育に関心を持つようになったのだろうと、考えてみたことがあります。やっぱりDNAなのかなって。
新しいHPの最初の私のブログは、私のルーツをちょっと書いてみたいと思います。

私の父は三重県津市(昔は久居市)の、醤油の醸造とか神主とかやっていた家の三男坊の長男として生まれたけれど、3歳の時に両親を亡くし、本家に引き取られて育てられた。
3歳のやんちゃ盛りの男の子だから、引き取った方もたいへんだったと思うけど、父もいろいろ寂しい思いもしたことだろう。父の子ども時代の話も、生前父から聞いておけばよかったと後悔している。

私が子どもの頃、本家の伯父は学校の英語教師だったけれど、なんと自宅の庭に教室を建てて塾をしていた。昔は学校の教師が家で塾をしても問題なかったみたい。もう60年くらい前だから、おそらく三重県でも1,2に古い塾だと思う。

当時、伯父の4人の息子の長男も教師、次男はNHKの記者、三男は医学生、四男は大学生で、夏休みに遊びに行くと、中学生達がたくさんその塾に来ていて、伯父やお兄ちゃん達(と呼んでいた)が各教室に分かれて教えていた。
当時は塾などほとんどなく、評判も良かったみたいで、本当にたくさんの生徒が来ていた。

一番上のお兄ちゃんはその後校長先生になって、地域史の編纂などもしていたようだし、二番目のお兄ちゃんもNHKを辞めて教師になっている。
三番目のお兄ちゃんは三重大学付属病院の医師になって、周りから慕われるいい先生だったらしいけど、本当に働き盛りの時に亡くなってしまった。
そして、一番下のお兄ちゃんが今も塾を引き継いでやっている。

では、母の方はというと、実は母方も教師一家なのだ。
母は鹿児島出身で、こちらも先祖は神主だったとか。
母の父は、母が子どもの頃すでに小学校の校長先生だったらしいが、当時の封建的な鹿児島で、「女性も仕事を持つべき」という革新的な考えを持っていて、そのためにへき地の小学校にばかりに行かされていたらしい。

そんな祖父だからか、女学校の先生だった祖母と結婚、母の姉と母を出産。そして3人目の出産後、産後の肥立ちが悪くて亡くなってしまったらしい。
その後祖父は再婚して、さらに子どもを5人も儲けているのだけど、その長男次男も教師、娘の旦那さんも教師なのだ。

ちなみに、祖父と再婚した祖母は、華族出身で学校もお付きの人に送ってもらうような生活で育ったらしいのだが、なんと8人もの子どもを育てたことになる。
しかも、祖父は簡単な盲腸の手術(のはずだった)で亡くなってしまったそうで、8人の子どもを育て、その後100歳まで自活して生きた祖母のたくましさには頭が下がる。

実の両親を3歳で亡くし、早く自立しようと大阪に出て公務員になった父。
父親亡き後、すでに女学校を卒業していた母は、結婚して大阪に住んでいた姉を頼って大阪に出てきた。
こんな生い立ちの二人が出会って恋愛結婚したわけだけど、恋愛でどちらも宗教が神道ってなかなかない話だと思うし、どちらも教師一家となるとこれまた確率低いよね。
だから、不思議な縁というか、両親は教師ではなかったけれど、私の中には、教育に興味を持つような血が流れているのかなと思うのです。

私が伝えられることは、長年数多くの子ども達と親達を見てきた経験や、欧米文化に触れてきた経験から得た知恵、そしてまあ阪神淡路大震災にも遭遇したから、そこから得た知恵もあるかな。

日本と欧米の優れたところを取り入れた教育は、グローバル社会からさらに進んで、AIやロボット時代に生きる子ども達にも必要だと思っています。
これまでのような日本の教育では、子ども達は幸せを感じることができないし、生き残ることすら難しいかもしれない。だから細々とでもなんとか伝えたいと思っています。

これからも自分が伝えられることや伝えるべきと思っていることを、自分にできる方法で伝えていこうと思っています。少しでも、皆さんのお役に立てれば嬉しいです!

平川裕貴の公式ブログお読みいただいてありがとうございました。
また、訪問していただけると嬉しいです。

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