自立させること
リトル・キンダーにやってきたインド人のH君、もう影のように私に付きまとうことはなくなりました。 今日は一人でランチを食べ、トイレも自分でできましたし、靴も一人で履けました。
アフタースクールに入会したS君も、人見知りが激しく、新しい所では何もできないし、こんなにすぐに慣れるとは思わなかったとママがびっくりされていました。
幼児は甘えたい気持ちと、もう赤ちゃんじゃないという気持ちの間で揺れ動いています。 ですから、「もう赤ちゃんじゃない!」 という気持ちを上手に刺激するのがコツです。 最初は手伝いながらやらせます。 できたら大げさなくらい褒めておだてます。
そして、もうできるなと思ったら、突き放してやらせるのです。 やってみたらできた! それが自信につながって、今度は助けようとしても助けの手の振り払います。 もちろん、できた時はしっかり褒めて。 そうなるとしめたものです。
ところで、今日はキンダーのみんなにお説教しました。 レッスン中もわざとふざけたり悪いことをする子の真似をみんながして、先生の言うことをあまり聞かなかったからです。 何度も同じことで注意されました。
いつもお帰りの前に、今日頑張ったお友達はシールをもらえるのですが、今日は該当者なしということになりました。 おふざけをする子には、していい時と悪い時のけじめをつけるように指導、他の子達には、悪いことは真似をするのではなくその子に注意しないといけないと話しました。 みんなで約束をして先生にも謝りました。
私は、3歳や4歳の子に結構難しいことを言いますが、みんなちゃんと理解しています。 しっかり褒めて、しっかり叱っています。
*マイベストプロのコラム 『褒めておだてて突き放す』
http://pro.mbp-kobe.com/lilliput/column/13727