2013年10月16日

年収が高くなる?子供のしつけ

ネットのニューストピックスで面白い記事を見つけましたので、ご紹介します。

「『嘘をついてはいけない』としつけられた子供は、しつけられていない子供と比べると、将来、大卒以上の高学歴になるケースが明らかに多く、年収も50万円以上高くなる傾向があります」


こう語るのは、神戸大学社会科学系教育研究府の西村和雄特命教授。西村教授は、ゆとり教育を批判した著書や、教育に関するユニークな調査発表でも有名だ。今回、その西村教授のほか3人による共同調査『基本的モラルと社会的成功』が発表された。
調査の結果、8つのうち4つのしつけを受けた人が、高学歴になる率が高いことが明らかになった。また年収も、4つのしつけをすべて受けたケースは、ひとつも受けていないケースよりも80万円も高かったのだ。

そ の4つのしつけとは「嘘をついてはいけない」「他人に親切にする」「ルールを守る」「勉強をする」というもの。この調査で興味深いのは、周囲の大人からし つけられた「記憶」があるかどうかで統計が取られている点。つまり、これらのしつけを実践、理解できたかが問題ではなく、言われたことを覚えていることが 大事だということだ。

「未 就学、小学生くらいの幼少期ならば、簡単なしつけの言葉を繰り返し言い聞かせて『記憶』させることで、自然とモラルを身に付けさせることができるんです。 それが結果的に、我慢強さや協調性、規則正しい生活習慣や学習習慣に結びつき、将来的に企業の求める人材に育つのだと考えられます」

それなら少しでも早いうちに、わが子のしつけを……と考えたくなるが、注意したいのはひとつのしつけに特化しないことだ。偏った考えや、利己的な性格を持たせないようにするには、前出の4つのしつけをまんべんなく教えるようにするのが肝心だという。

親の中には「もうそんなしつけやっている」という人も多いはず。しかし、当たり前すぎて、あえて言っていないということもある。

「言 わなくてもわかると思うかもしれませんが、幼い子どもは、言われないとわかりません。何度も口にして、記憶させることが大事です。昔はまわりの大人が言っ てくれましたが、今、子供の近くには親しかいません。親が言わなくなれば、誰からも聞かされずに育ってしまうのですから、お父さんやお母さんの役割は大き くなっているといえます」

 

年収云々はともかく、しつけは大切。何度も何度も諦めずに言い続けること。それが親のみならず教育者の仕事だと思っています。

「しつけを大切に」というのがリリパット・リトル・キンダーのポリシーですし、リリパットが他のスクールとは違う、大きな特徴でもあります。

とってもエネルギーの要ることですが、リリパットでは毎日実践。しっかり記憶させていますよ。

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