高校卒業報告に来てくれた卒園生
皆さんこんにちは! 神戸のインターナショナルスクール リリパット・リトルキンダーの平川裕貴です。
今日は日曜日ですが、嬉しい来訪者があったので、ブログアップします。
リリパットは、1988年から英会話スクールとしてスタートし、2006年からはプリスクールとして
3歳から6歳までの子ども達を毎日預かるようになりました。
子ども達の一番手のかかる、でも一番かわいい時期を、お母さん達と一緒に見てきましたので、
子ども達はもちろん、お母さん達とも強い絆ができています。
今日は、昨日高校の卒業式を終えたばかりのなおゆき君がご両親と一緒に来てくれました。
そして、当時一緒だったこうき君とさちかちゃんのママも一緒に会いにきてくれました。
残念ながら、子ども達は他に予定が埋まっていて来られませんでしたが。
実はなおゆき君は、卒園前にお父さんの転勤で関東に行ってしまったので、厳密には
リリパットの卒園生ではないのですが、リリパットに通うために、リリパットの近くに
引っ越しまでしてくれたご家族なのです。
なおゆき君は、関西に自分に合うと思った高校を見つけ、寮に入って3年間過ごしました。
寮でもクラスでも、いつもなおゆき君の周りにみんなが集まってきたそうです。
誰とでも偏見なく付き合えると本人も言っていましたが、みんなをうまくまとめることが
できるので、先生からも一目置かれていたようです。
昨日の卒業式では、先生からの指名で、クラス代表の挨拶をしたそうです。
しかも、先生から、真面目な話は要らない、面白いことを言って盛り上げてくれと言われたとか。
で、やはりなおゆき君の話で、900人くらいの生徒は大盛り上がりだったとか。
なおゆき君、キンダー時代は結構やんちゃさんでした(笑)
本人も廊下で怒られたことよく覚えていて笑っていました。
私は、幼児期には押さえつけるのではなく、発散させる方がいいと思っています。
危ないことやいけないことはもちろん注意して教えていきますが、日本の幼稚園のように
なんでも先生の指示に従わせて動かそうとは思っていません。
自由遊びをとっても大事にしているので、当然子ども同志の喧嘩や言い合いも起こります。
でも、そうやって、自分が言ったことやしたことで人がどう反応するのかという人間関係を
学んでいけるのだと思っているのです。
しかも縦割り保育をしているので、小さい子や大きい子との接し方も学べます。
さちかちゃんは、小学校でも中学校でも高校でもクラスのみんなととても仲良くやれたようで、
一度もいじめみたいな話を聞いたことがないそうですし、こうき君はずっと障害のある子のお世話係を
喜んでしていたそうです。
お母さん達は、今もリリパットに通えたことをとても喜んでくれていました。
私も、北区から毎日連れてきてくれたこうき君のママ、リリパットに通うために車の運転を始めてくれた
さちかちゃんのママ、そして引っ越しまでしてくれたなおゆき君のママに本当に感謝です。
みんなの成長を見ているので、私は今も自信をもって、リリパット独自の教育を続けられるのです。
リリパットはほとんど宣伝もしていないのですが、もっと、宣伝してたくさんの子ども達にこの教育を
提供したいなと、今日は改めて思いました。
こうき君は来年ですが、なおゆき君とさちかちゃん、高校卒業おめでとう!